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これは嫌われる!ユーザーが不快に思うWeb広告3選

公開日:2021/11/15  最終更新日:2021/11/09


開設したネットショップの反響を出すために、Web広告を検討しているという人も多いのではないでしょうか。実はそのWeb広告、見る人の受け取り方によっては不快に思われてしまうこともあるようです。どのようなものが嫌われてしまうのでしょうか?この記事では、ユーザーが不快に思うWeb広告はどんなものか、またそれぞれの解決策を紹介します。

ポップアップ広告がしつこい

ポップアップ広告とは、記事を閲覧中に被さるように表示される広告をいいます。興味がないものでも、ユーザーの目に留まることは事実。Web広告の代表といってもいいくらい効果的ではありますが、不快に思っている人もいるようです。それでは、実際にポップ広告がしつこいと思っている人がどのくらいいるのでしょうか?

『ポップアップ広告しつこい』をキーワードに検索してみました。すると2021年10月時点で、「MicrosoftBing383万件」、「Google34万5,000件」、「Yahoo!Japan34万5,000件」という結果に。それにはいくつか理由があるようです。

なんども表示されてしつこい

度々表示されるポップアップ広告。本来、ユーザーはある記事を読んでいたのであって、Web広告を目的にはしていません。何度も表示される広告に興味をもってくれる人はよいですが、そうではない人には悪印象をもたれてしまうことに。また、現在はiPhoneの「Safari」でも「ポップアップブロック」が設定でき、活用している人も多いようです。

スクロールの邪魔になる

スマホで文章を読むとき、画面を下から上へスクロールしますが、指でスワイプするときに、ポップアップされた広告が邪魔になることも。誤ってタップしてしまうことで強制的にページを移動させられることになり、不快感をもたれてしまいます。とくにネットショップの場合は、商品の評価に対してまでクレームをつけられてしまうことも考えられます。ポップアップ広告表示の仕方に工夫が必要です。

記事を読むのに邪魔になる

ポップアップ広告は、一瞬でも「ユーザーの目に留まる」という点は効果的とお伝えしましたが、見ている人に「邪魔」と思われた瞬間、広告は閉じられてしまうのがほとんどです。それでは、費用をかけて制作された広告がもったいないですよね。ユーザーの邪魔にならない方法が今後の課題になります。

【解決策】ユーザーが見たいと思う広告作りを目指す

たとえば、「広告を利用することで割引が得られる」など、広告を使うことでどんな問題が解決できるか、どんなメリットがあるかを表現することで、目を通してもらいやすいものになります。また、YouTube広告も方法のひとつ。無料動画を再生している時に流れる広告には「無料で見ているから広告が表示されても仕方ない」と、寛容に見てもらいやすいようです。

邪魔な位置にバナー広告が表示される

バナー広告とは、ネット上のさまざまサイトの中に設置されている広告枠を指します。しかし、ユーザーのなかにはバナー広告が「必要ない」、「邪魔」だと感じている人もいるようです。その理由を紹介します。

邪魔な位置にバナー広告が表示される

読んでいる記事に対して、バナー広告が表示され、「邪魔な位置にあって読めない」、「無視したくても目立って気になる」など、不快に思っている人が多いようです。また、最近ありがちなのが取り消すときの×印が小さい、見えにくいなど。ユーザーに嫌われやすいデザインは避けた方が無難なのかもしれません。

バナー広告の色が似ているため混同してしまう

サイト内にある「お問い合わせ」を探していたユーザーがバナー広告を見て、窓口として勘違いしてしまうこともあります。同じような色味の広告はそういったトラブルに発展しやすいので、混同されないようデザインを考え、区別しましょう。

商品紹介のバナー広告がしつこく表示される

過去にサイトを閲覧したことがあるユーザーに追従して配信するものをGoogleでは「マーケティング広告」、Yahoo!では「リターゲティング広告」といいます。サイトにはタグが埋め込まれ、閲覧したユーザーへcookie(クッキー)が与えられます。保存されたcookieの情報から広告してくれるもので、商品購入を迷っている人の背中を押すのに効果的です。ネットショップにはもってこいの広告ではありますが、これも人によっては、商品に既に興味を失っており「何度もしつこい」と思われてしまうこともあります。

【解決策】ネイティブ広告で自然に融合

これまで主に、邪魔になる理由ばかりを挙げましたが、バナー広告のなかでも「ネイティブ広告」は広告の出し方としておすすめです。これはユーザーが読んでいるコンテンツのなかに自然に広告が融合して見えるもののことで、ユーザーに強制的に見せている感がなく、ストレスになりにくいのではないかといわれています。

突然のアダルト広告に嫌悪感を示すユーザーは多い

アダルト映像だけではなく、最近よく見かけるようになったのは、漫画やゲームの広告。こちらも、「アダルト広告」と捉えて嫌悪感をもつユーザーが多いようです。一方で、アダルト産業の需要は安定しており「なくなることはないだろう」と考えられています。しかし、安心してばかりもいられません。これからアダルト広告を出したいと考えている人にお伝えしたい、注意点を紹介します。

勘違いされないよう一般広告との区分けが必要

最近多いのが一見普通のバナー広告に見えるものも、実は18禁のアダルト漫画やゲームというもの。全年齢対象にしているとユーザー数はもちろん増えますが、その分トラブルも多いと考えます。18禁のアダルト漫画やゲームを目的としていない人にとっては、嫌悪感をもたれてしまうことがほとんどです。子どもたちも気軽にスマートフォンを使える時代だからこそ、社会で厳しく監視する必要があるといわれています。

ブロックする方法が紹介されるようになった

こちらはWeb広告全般でいえることですが、「Web広告不快」とネット検索すると、大半がこういった広告をブロックする方法や表示させない方法のノウハウが紹介されています。アダルト広告に嫌悪感をもっている、または先ほどご紹介したように「子どもに見せたくないから」という理由で、そういった記事が読まれています。ブロック方法や表示されない方法が浸透していけば、当然見てくれるユーザーが減ってしまいます。先を見越した対策が必要です。

アダルト広告などの広告に対するGoogleの対応

近年、Googleはアダルト広告だけに限らず、悪質なポップアップに対しても制裁することを発表しています。検索結果の表示順が大幅に下がってしまうなど、取り締まりは厳しいものになっています。

【解決策】アダルト広告はアダルト媒体のみにする

アダルト広告に対する評価は厳しいことをお伝えしてきましたが、ニーズが失われることはないと考えられます。解決策としては、アダルトのみを目的としたコンテンツや媒体で広告していく方がより、見たいと思う人の目に留まりやすいですし、問題視されにくいのではないでしょうか。表現するべき場所を間違えないよう、広告の出し方を考えましょう。

まとめ

ユーザーが不快に思うWeb広告を3つ紹介してきました。共通しているのは、出し方を間違えれば宣伝効果がないということです。とはいえ、効果的なWeb広告を出したとしても反響の有無はどう判断するべきでしょうか?Web広告の成果を管理する方法として、一元管理システムの利用をおすすめします。「どの広告からきたものが売れたのか」という確認だけではなく、手間がかかる在庫管理まで正確に管理できるのでおすすめです。

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