ネットショップの一元管理システム(ソフト)を厳選比較で13選ご紹介!【在庫や商品発注まで販売の全てを一括管理】

ネットショップの一元管理システムにかかる費用と相場

公開日:2019/02/01  最終更新日:2019/03/08

ネットショップは誰でもはじめることができるビジネスのひとつで、最初は自宅でも始められる小規模なものからスタートすることが出来ます。

このため副業ではじめる場合もありますし、ひとりではじめる人もいます。

しかし、ネットショップ経営が軌道に乗るようになるとさまざまな問題が発生するようになり、ひとりで対応しきれない状態になることも多く、そのような問題に対処する方法のひとつが一元管理システムです。

ひとりでもはじめることができるネットショップ

ネットショップであっても実店舗であっても、商品を販売する流れは同じです。

ただネットショップの場合にはお店がインターネット上にありお客さんの注文もリアルタイムで対応する必要がないため、対応するための店員を用意しなくても良いといった点が大きな違いです。

また品出しにしても実物ではなく画像や商品説明を登録するだけなので慣れてしまうと簡単なものになります。このため、イニシャルコストやランニングコストなど経営に必要な費用も小さく済みます。

一方で商品を販売するためには、販売するための商品の仕入れまたは発注や商品の在庫管理などが必要です。オーダーメイドなものを扱っている場合には、それほど負担になるものではありませんが、商品点数が多くなると管理が煩雑になってきます。

注文が増えるとそれに対応しきれないようになり、経営を継続できなくなるリスクがあります。このような問題を解決するためにはネットショップに関わる人の数を増やすことですが、それまでひとりでやってきたものを他の人と一緒にすることは、しっかりとしたシステムが組まれていないとヒューマンエラーが出る原因になります。

多くの人が携わることで起こるヒューマンエラー

ネットショップに限らず、多くの人がひとつのことに携わるさいには、必ず間違いというものが起こるものです。

このため会社ではシステム化してそれぞれの人が果たせる役割を決めて仕事を行っていますし、そのためのチェックする仕組みを取り入れています。 多くの人が携わることで、ネットショップで起こる可能性があるヒューマンエラーとしては誤発送や誤発注です。

ネットからの注文から決済は、すべてサーバー上から行うことができますが、最終的に商品を発送する際には梱包作業が必要です。この際に商品の入れ忘れや注文していないものを入れてしまうということがありますし、また発送伝票の貼り間違いといったこともあります。

また在庫が少なくなってきたり、商品を仕入れるために発注をする時にも担当者に正しく伝わっていないと多く発注してしまうといったことも考えられます。

このような問題を解決するためにも一元管理が必要で、そのための一元管理システムが販売されています。一元管理システムのメリットは独自にシステム開発をするよりも費用を抑えられることで、またクラウド型であれば複数の端末から簡単にアクセスすることができます。

一元管理システムで行えることは?

一元管理システムの役割としては、商品情報および商品画像や、商品のカテゴリ、販売価格など販売している商品にタグ付けを行い、それらの在庫管理、ネットショップからの受注および決済管理、発送準備の指示や発送先伝票の印刷などです。

これらを一元的に行うことで販売している商品の管理と出品が容易になり、また注文を受けた際には自動返信を行ったり簡単なチェックをするだけで商品の販売手続きを済ませることが可能になります。

特に決済に関して自動で確認できるようにしておけば、迅速に発送作業に移ることが可能です。ひとりでネットショップを行う際にもこれらのシステムを導入すればより負担を減らすことができますが、情報が可視化された状態となるので、販売に複数の人が携わる状況になっても一元管理でチェックされているので、ヒューマンエラーの発生を最小限にすることが出来ます。

それに記録されたデータは経理に利用することができますし、商品の販売サイクルや売れ筋を分析することができるので、ネットショップの経営をより効率化するといった面でも意味があるものです。

一元管理システムで販路を増やす

ネットショップ用の一元管理システムを導入するメリットのひとつに複数のお店に出店することができることです。

ネットショップとしては、自身が立ち上げる販売サイトのほかにも、楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの大手のショッピングモールに出店する場合もあります。特に大手であれば、集客力に優れていますので販売のチャンスが高まります。

またヤフオクのようなオークションサイトへの出品やフリーマーケットのサイトも販路のひとつです。 しかし、複数の場所に商品を出すことは管理が煩雑になりがちで、商品が売れた場合には出品の取り消しなどの作業が必要です。

これらはシステム化していないとトラブルの原因になりますが、一元管理システムを導入すれば一括して行えるようになります。このためインターネット上の販路を増やすという意味でも情報を一元管理することはメリットがあるものです。

どのサイトで商品がよく売れているのかを分析することでも、経営を効率化することができますし在庫管理と発送までトータルで行うことができれば作業効率を高めることにも繋がります。

一元管理システムを導入するポイント

一元管理システムを導入するポイントとしては、販売情報などの一元管理が出来る機能性はもちろんですが、安全性や使いやすさ、それにシステム会社のサポート性も重要です。

一元管理のデメリットとしてはさまざまな情報を登録することで複雑になることで、このため必要な情報を精査する必要があります。 特にこれらの機能性が悪いと登録するための時間が掛かりますし、登録した情報が活かされないことにもなりかねません。

またすべての人が、その情報にアクセスする必要はありませんし、無駄に表示される情報は混乱の原因になります。表示される内容が担当者の求めるものであるように工夫されていることもポイントです。

一方で、これらの情報は重要な顧客情報ですから一元管理システムにもセキュリティが求められます。 既存のシステムを利用するわけですから、その機能をすべて知るには時間が掛かります。簡単に導入することができるものほど、知るのは大変で、その点で疑問点やトラブルが起こった際の対処をしてくれるサポート体制も一元管理システムを導入する際の重要なポイントです。

ネットショップ一元管理システムの料金相場

ネットショップ一元管理システムの料金相場は、目的や種類によって変わってきます。

現在主流となっているのは、クラウド型と呼ばれるものでインターネット上のサーバーで提供されるサービスです。この場合には既製のシステムと同時にサーバーも借りるもので情報管理もサーバーで行われます。

導入費用の相場は無料であったり30,000円程度としているところもありますが、より複雑で高度なシステムの場合には数百万円を必要とする場合があります。基本的にカスタマイズをしないで使用する場合には無料から30,000円程度で導入できるのが相場です。

一方で、クラウド型では利用料が収益源となっており最低限のシステムであれば月額10,000円程度で、これはサーバーの利用費用も入っています。また利用件数によって料金が発生する課金制としているところもあり、月額費用が抑えられる代わりに1件あたり25円程度の料金が発生する仕組みです。

費用の相場はシステムを提供している会社によって大きく変わってきますし、また内容も異なります。特に近年一元管理システムで力を入れているのが自動化で、自動化されることでより業務への負担を軽減することができ、また多くの人が携わっても発生するトラブルを最小限にすることができます。

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